クラシック雑文帳

活動内容や音楽雑文を書いていきたいと思います。

楽曲解説1-1 ~ 演奏会シリーズ『コンポーザー・ピアニストたちの世界 第2弾』より

こんにちは、お久しぶりです!今年の8月5日のピアノリサイタルまで残り4ヶ月となりました。今月から、8月の演奏会で演奏する楽曲について少しずつ紹介していこうと思います。

まずは演奏会のトリを飾るロン・イェディディア作曲の「ピアノソナタ第5番」から...。1992年~1994年の間に作曲され、カナダ人ピアニストのマルク=アンドレ・アムランに献呈されました。ちなみに、1994年に完成し現在に至るまでの24年の間、1度も演奏されたことはありません。昨年、イェディディア氏に「この作品を今夏の演奏会で取り上げる」と連絡したところ「I thought that piece would never be played by anyone(この作品は誰にも演奏されることがないと思っていた)」とお返事を受け取りました。今回、譜面一部の掲載許可を頂きましたので、少しだけ覗いていきましょう。

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無窮動・無調風の半音階的で不気味な主題が提示されます。このソナタは70ページにも及ぶ超大曲でありますが、この主題が様々な形に変容しながら、ピアニスティックでロマンティックな要素も組み込み、盛大に発展していきます。21世紀(20世紀!?)最大のピアノソナタといっても過言でないでしょう。

少しずつコチラの作品についてご説明をしていきます。引き続きよろしくお願いいたします!

Photo of the music: With kind permission of Ronn Yedidia (© Ronn Yedidia)