クラシック雑文帳

活動内容や音楽雑文を書いていきたいと思います。

こんにちは。

ようやくこの日がやってきました!!前々からインターネット上で情報を発信していこうとしておりましたが、なかなか行動に起こすことができませんでした。

 

私はピアノ演奏ももちろん、楽譜やレコード、CD、音楽家のサインや諸資料他を蒐集し研究、ならびにデータベースを作ることをライフワークとしております。

 

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12月は来年未明の学内演奏会に向け、以下の自筆譜の入手、それらの清書をしておりました。

『胸騒ぎ』イ長調(ピアノのために)

詩篇41第2節【ウルガタ42第2節】(独唱とピアノのために)

3つの古いユダヤの歌(独唱とピアノのための、第3曲は独唱とオルガン(または3手)のために)

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(画像『胸騒ぎ』最終ページ)

 

 

ネット上では自筆譜全体を閲覧することができず、どうにかこれらの自筆譜を入手できないか方法を模索しておりましたが、親切な図書館員を通じてなんとか入手することができました。これらの曲の録音は全て存在しており、詩篇41第2節【ウルガタ42第2節】3つの古いユダヤの歌に関してはYoutubeで音源が見つかります。ピアノ曲のイメージが強いアルカンですが、歌曲は彼の宗教色が色濃く出ております。これがもしかしたら彼の真骨頂なのかもしれません。

 

ちなみに現在は、出版に向けてアルカンの以下の作品の清書・校訂を行っております。

カンタータ『エルマンとケティ』
(ソプラノ、テノールとオーケストラ。1832年ローマ大賞に応募)

カンタータ『ラントレ・アン・ロージュ』
(テノールとオーケストラ。1834年ローマ大賞に応募)

アパッショナート ニ長調 
(『エスキス 作品63』の第29番の原曲)

ピアノ・ペダリエのための練習曲 ニ長調(未完成)

恐らく来年の7月あたりに頒布が可能なはずですが、何か動きがあり次第こちらでもご連絡いたします。

 

蛇足ではありますが、演奏会に出演させて頂いた貰ったときにアルカンの『ピアノの為の交響曲』(全ての短調による12の練習曲 作品12)の第2,3,4楽章を今年の4月に演奏いたしました。こちらはその4楽章。


Alkan: 4th mvt. Finale - Presto (Symphony for solo piano)

(2015年4月26日・ベルギーにて)

 

それでは、良いお年を!!